森絵都さんの『風に舞い上がるビニールシート』を読んで昔を思い出した話

【見ていただきたい人】 昔何か頑張って今立ち止まってしまっている人

【得られるもの】 もう1回不器用になれる

こんにちは。きつ栗です。

森絵都さんの『風に舞い上がるビニールシート』を読みました。

その中の短編の1つ、『守護神』を読んで昔を思い出した話です。

代筆なんてあなたには必要ないわ。

時間が足りないなら睡眠時間を削るなり、食事の時間を削るなり、通勤時間の道を走って少しでも時間を削るなりして、自力で最後までやりぬきなさい

できるわよ。今までだってやってきたんだもの。

不器用でムダにこまめで見当外れでも、粘り強くがんばってきたじゃない。

あなたならこれからもがんばれる。

そうやって死にものぐるいでやりぬいた四年間は、きっとあなたにとって、将来、一億以上の価値を持つわ

出典:森絵都『風に舞い上がるビニールシート』

この本知ってますか?

思い出した昔というのは中学のころ。

多分、本の筋とは全然違うけどなぜか思い出したから書いてみます。

中学の頃、週1回同じ地区の中学でテニスの成績がいい子たちが集められて

外部コーチから指導受けたり、皆で練習する日々を過ごしてた。

皆中学1年から2年。大体30人くらい。

思春期迎えて周りより良く見られたい、上手く見られたい、かっこよく見られたいと思う年頃。

おまけに女子もいるからって皆普段の部活では着ないかっこいいユニフォームを着てた。

でも僕は絶対に体操服で行ってた。何があっても体操服で行った。

何十回も着て少し茶色くもなって、完全にダサい服装。

今思うと本当に意味が分からない。でもなんかこだわりがあった。

その頃はユニフォームを着ていくのがかっこつけることだと思っていた。(笑)

自分がかっこつけるのはまだ早い。

最後の大会終わるまで絶対にかっこつけない。

ダサいままの服装で行く。

周りにも言われた、「何でユニフォーム持ってるのに体操服?」

やっぱり不思議だけどあの時の自分の基準がそれだったんだよなと思う。

小さなころからいろんなスポーツをした。

水泳、サッカー、体操。。。

全部ダメで、背も小さくて、楽しくもなかったけど、やっとこれだと思えるものがテニスだったから

「お遊びでやってるやつらとは違うぞ」ってそのころからひねくれてた。

でも、そんなこだわりもあったけど、いろんな時間削って、遊ぶ暇もないくらい

練習して、自主練して、柔軟体操して、全てにかけた。

そして中学最後の大会。

地区大会はぶっちぎって優勝。

1ゲームも取られない正に完璧な1日。

その後は県で2位までいった。

なんだろうか、いろんなものを犠牲にして得たそれだけの自信や達成感があった。

あの時の光景はよく覚えてる。




そして社会人。

日々考えるのは効率良くすること。

無駄を排除すること。

睡眠や健康に気を付けること。

分かってる。ちゃんと分かってる。

全部間違ってなくて、それが正しい生き方。

でももう1回、何か1個いろんなこと我慢して犠牲にしてバカみたいなこだわりをもって

打ち込んでみたい。

今ならブログやプログラミング。

出来なくても失敗でもないし、失うものも大したことないし、

意味がないことかもしれないけども、やると決めたのだから寝る時間削ってでもやってみよう。

今までやってこれたんだから。

と自分に言い続けながら記事を書いてみました。

一度読んでみてもらえたら嬉しいです。他の短編も素敵なお話です。



そして、この自分の美談を妻に話した。

妻「で?」



おやすみなさい。

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